2011年8月8日月曜日

原爆と原発

友人からのメールを紹介
多くの人と共有できたらなぁと

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以下転載転送歓迎します。
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昨日土曜日はヒロシマの原爆の日でした。
あの日から66年。
広島の街からはその痕跡は消えつつありますが、
被爆者の苦しみは終わっていません。
それどころか、日本は新たなヒバクシャをつくってしまいました。
核汚染に国境は存在しないこと、
採掘から発電までに原発が及ぼす放射能被害のこと、
原発がいつ誰がそのスイッチを押すかの予測も出来ない原子爆弾と同様であることなど、すでにずっと心配されてきた事でした。


広島で育った私は、目にする景色にヒバク当時の景色を重ね合わせてしまうことが良くありました。
いつものバス停は原爆が語られる時必ず出てくる御幸橋でした。
電車で橋を渡る時おびただしい数の水を求め亡くなった人々の姿を想像せずにはいられませんでした。
それらの日常的な体験は暮らす街が汚染され、人々をも汚染しつづけているという感覚と一抹の不安の種を心の中に蒔き、知らず知らず育てていたのかもしれません。
いつだったのかは覚えていませんが、日本にも原発があると知った時、どうにも承服しかねない大きな胸騒ぎのような感情を感じました。
平和利用と言う言葉と「あやまちは繰り返しませぬから」と言う文言とヒバクした国が核を持つということが、収まらないパズルのようにバラバラのまま心の中に浮かんでいました。
感情的に受け入れられない原発が、確信を持って脱原発と言えるようになったのは大人になってからでしたが、更にそれをバックアップしてくれたのが鎌仲ひとみ監督の「ヒバクシャ」と「六ヶ所村ラプソディー」でした。
原発も原爆と同じように、もしかするとそれ以上に危険なものという認識も、疲弊する地方に被害を押し付けているという私たちの加害性も、多くは許容され黙認されてきました。
3.11フクシマが起きてしまう前に、今起きている被害を阻止するチャンスが私たちにあったということを、私たちは自覚しなければならないと思います。


今、歴代の総理のなかで初めて菅直人氏により『脱原発』が口にされました。
これまで希望すら抱けなかった浜岡原発が検査でもないのに停止しています。
もちろん事の始まりは不幸な災害と事故ですが、『核』という命にとって開けてはならなかったパンドラの箱を閉じる道筋がようやく付こうとしています。


脱原発への関心は高いのに、菅総理への支持は最低というのは何を意味しているのか私には理解出来ませんが、国の方向性が『脱原発=核廃絶』にならない限り安心は出来ないと思っています。
政府にはこの事を保証していただき、議員のみなさんには実のある議論をして復興と持続可能な未来図を描き実践することに全エネルギーを注いでいただきたいと思います。


みなさんにも様々な思いがおありと思います。
ひとかけらでもこの活動にご賛同いただけましたら、ぜひみなさんの思いを政府や議員に届けて下さい。
発信なくして変化は望めないと思います。
よろしくお願いします。


「私は収穫の時には立ち会わないかもしれないが、
今のうちにまけるだけの種をまいておきたいと思う」
ーーーーーーーーーーーーミハイル・ゴルバチョフ




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今週のサンデーアクションではみなさんの地元議員への働きかけを提案します。
お住まいの地域の国会議員にぜひメールやファックスでメッセージを伝えてください。
全国議員サイト http://gikai.fc2web.com/


■そのほかのメッセージの送り先
【民主党へのご意見】
http://www.dpj.or.jp/contact/contact


【自民党へのご意見】
http://www.jimin.jp/voice/


【首相官邸ホームページ】
https://www.kantei.go.jp/jp/forms/goiken_ssl.html


【菅直人国会事務所】(FAX)03-3595-0090 (TEL)03-3508-7323


【官邸災害ツイッター】 @Kantei_Saigai


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• サンデーアクションは週に一度、日曜日に呼びかけています。
• 地球のため、子どもたちのため、私たちの未来のために、
今したらいいなと思うことを提案しています。
• 一人の声は小さいけれど、たくさんの声が集まったら、
きっといい変化をおこせると思います。
• サンデーアクションというネーミングですが、
特に締め切りは設けていません。
• 受け取った方が新たな発信元になっていただけたら、より幸いです。
• アクションに参加されたら、お知らせいただけるとうれしいです。
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発信元:「つながる」ことからはじめよう!
http://ameblo.jp/little-power/



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