2009年5月1日金曜日

eco*pot vol.11適材適所

檜のまな板を購入

ステンレスやプラスチック製品が周辺に多くなりがちな水周り
立て掛けて置くだけで
“パッ”と明るくなり
"ホワ”とイイ香り
大切に使いたくなりますネ

さてこの俎板
檜の一枚板と聞けば良い物カト思ってましたが
板目だとスグに反りを起こし木口に亀裂が入ってくるんですって
まな板には柾目板が最適だそうナ

昨今は切ないカナ
樹種を無視した商品も市場にチラホラ
安くするが故・・・

白松の飯台、桐のまな板、杉の落し蓋、等など
コレ間違いです

飯台にはさわら材
さわら材は狂い(収縮率)が少ないのでタガ(銅の輪)落ちしない
酢飯の酸に強い
木の香りが酢飯の味の邪魔をしない
・・・白松などでは
狂いが激しくすぐにタガ落ちし
異臭がする
水に弱い
すぐに黒ずみが発生


箪笥、下駄、金庫の内装材として利用
湿気を通しにくい点が衣服の保管に最適
熱伝導率が非常に低い
火災の際にも燃えにくい
熱伝導率が低いので金庫の内装材に使われるのも同じ理由
下駄にすれば軽く柔軟性があるので足が疲れにくい


この様な「適材適所」を考えない商品
すぐに悪くなり
「やっぱり木製品は・・・」
というイメージを植え付けられて
木製品離れを加速させているそうな

木製品にはプラスチック製品や金属製品には無い独特の使いやすさや特色がある
でもこれは適材適所を考えてこそのモノ


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